「最高の人生の見つけ方」の感想

映画・ドラマ

よくリタイアブログなどで「やりたいことリスト」が書かれていることがあります。

これをテーマにした映画、「最高の人生の見つけ方」をAmazonプライムで観ました。

主演はジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン。

原題はThe Bucket List。

あらすじ

物語の中心となるのは二人の老人。

モーガン・フリーマン演じる自動車整備士のカーター。46年間、自動車整備士として働き、家族のためにつく真面目に生きてきました。

もう一方のジャック・ニコルソン演じる病院経営者のエドワード。お金を儲けること、会社を拡大することばかりを考えてきた大金持ちです。

その二人が病院に入院にすることとなり、病室でたまたま一緒になります。

エドワードは使い切れないほどのお金を持っていますが、家族からは見放され、病気に見舞いに来る人も秘書しかいません。

それに対し、カーターはいつも家族がいつも見舞いに来ていて幸せそうです。しかしながら、学生の頃に作ったやりたいことリストをもっています。ずっと家族のために時間を使ってきたため、そのリストはそのままになっていたのです。

その後、二人は癌で余命幾ばくもないことが判明します。

一緒の病室で過ごすうちに意気投合した二人は、バケットリストを書いてそれらを実行してく人生最後の旅に出ます。

感想

前半では、エドワードは我が儘で自分勝手な老人、カーターは真面目で敬虔なクリスチャンとして描かれるのですが、旅でやりたいことをやっていくうちにカーターがどんどん生き生きしていきます。

二人のどちらが正しいかではなく、それぞれ真逆の人生を歩んできた二人だからこそ、お互いの足らない所を補う事が出来、相手にアドバイスすることができきる、その対比が観ていて面白いですね。

伏線の張り方も良いいですね。二人の何気ない会話があとあと聞いてきます。多分、一回観ただけだと全部気づかないんじゃないでしょうか。

特に、コピ・ルアックっていうコーヒーのエピソードは秀逸でした。思わずにやっとしてしまった。

それらも含めて何回も観たくなる映画に仕上がっていると思います。

そしてラストシーン。
これは秀逸ですね。

ネタバレになるので書きませんが、これを観て泣かない人がいたら教えて下さい。
もう号泣モノです。

人生において本当の幸せはなんなのか、それを考えさせられる素敵な映画でした。

セミリタイア生活にも参考になる映画だと思います。

自分もバケットリストを作ってみようと思いました。

最後に僕の印象に残った台詞です。

人生の価値は容易には量れない。
ある人は、人生の価値は家族や友で
ある人は信仰心で、ある人は愛でという。
人生は意味がないという人もいる。
私は、自分を認めてくれる人がいるかで決まると思う。

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