先日、MacBook Pro(Early2015)のキーボードのEnterキーの調子が悪くなりました。
ゴミが入っているようだったので、キートップを浮かして掃除をしたところ、キートップが外れてしまいました。。。
まあ、はめ直せばなんとかなるだろうと試行錯誤を繰り返したのですが、うまく元にもどらず、結局サポートに持って行くことにしました。
サポートには2種類ある
Apple製品の修理をしたことがある人は知っていると思いますが、サポートには直営店と代理店の2種類あります。
直営店は、東京だと銀座と表参道のApple Storeのジーニアスバーですね。
代理店は家電量販店などに設置されている、Appleが認可した修理窓口です。
Appleのホームページから修理の受付を進めていくと、直営店と代理店が両方出てきます。
ジーニアスバーは正直めっちゃ混むし予約が取りづらいです。
キートップの故障ぐらい代理店でも大丈夫かな、と思い代理店の予約をとったのですが、これは大変な間違いでした。
代理店は単なる窓口でしかない
事前にネットの記事などを見て、「キートップの故障はその場で交換してくれる」といった内容が多かったので安心して代理店に行ったのですが、その対応はまったくの期待外れでした。
キーボードを見た途端、「キーボードの故障は交換になりますので約4万円。期間は4〜10日ほどかかります」とのこと。
「え、キートップが壊れてるだけだし、一度元に戻せるか見てもらえないですか?」
と言ったのですが、「試してみますが、バックアップなどはとられていますか?」とのこと。
うん?キートップをいじるぐらいでデータ消えないよね???
多分、相手側としてはマニュアル通りに対応しているだけだと思うのですが、なんだかなあという感じでした。
結局、その場ではなんともならず、一旦持ち帰ることにしました。
やっぱりジーニアスバーは優秀
納得いかなかったので、帰りにアプリから再度サポートの依頼を試してみたところ、偶然その日のジーニアスバーの予約に空きがあることを発見。
その場で予約してジーニアスバーに行きました。
ジーニアスバーのスタッフに見せたところ、
「あー、これはバタフライ部分のパーツが破損していますね。換えのパーツがあればすぐに直りますよ」
とのことで、バックヤードにMacBookを持って行きました。
20分ほど待ったところ、見事にキートップは元に戻っていました。
なお、僕のMacBookはUSキー配列なのですが、USキーのEnterのバタフライのパーツは無かったらしく、代わりにヨーロッパ配列のEnterキーのバタフライで代用したとのこと。
なんというか、その柔軟さも含めてパーフェクトな対応ですね。しかも無料。
さすがはジーニアスバー。
注意:キートップの交換は部品があった場合は対応できるらしいのですが、あくまで部品がある場合だけで、部品をとりよせて対応、みたいなことはしていないそうです。
まとめ
Apple製品の不具合については、やはりジーニアスバーがオススメです。
なんといっても専門家が多数在籍しているし、その場である程度簡単な修理は対応してくれます。
しかしながら、Apple Storeが近くに無い場合などは難しいですね。
ということで、個人的な使い分けを書くとするなら、以下のようになります。
代理店:明らかな故障でメーカー修理が必須と思われる場合。この場合はどうせAppleの工場に修理をだすことになるので、対応は変わりません。
ジーニアスバー:キートップの故障などその場である程度対応できるものや、エンジニアと直接会話して相談したい場合。
いずれにせよ、近くにジーニアスバーがあるなら、ジーニアスバーに持って行くのが間違いないですね。