働き方改革関連法により、2019年4月から有給休暇の5日以上の取得が義務化されました。
そんな中、以下のようなツイートが少しバズってました。
職場に実はJannerの人結構居るんだがその人達が「Janne Da Arc解散の精神ショックで仕事出来る状態でないので明日休みます」と言ってきた 本来なら許されないが今日から異動してきた部長が「俺もBOØWY解散した時ショックで休んだから特別に有給扱いとして許す」 あんた神かよ
— 使いません (@alive0827R) April 1, 2019
リプ等の反応を見ると、なんとなく美談っぽくなってるんですが、それ自体に違和感を感じてしまいました。
有給をとる理由について
そもそも有給の理由って聞いちゃ駄目ですよね。
「本来なら許されないが」ってあるけど、有給は労働者の権利なので自由にとっていいものです。
好きなバンドの解散だろうが、人気ゲームの発売日だろうが関係ないです。
未だにこんなことを言ってるからいつまでたっても有給の取得率が上がらないんでしょうね。
(なお、ツイートされたご本人を非難しているわけではないです)
ちなみに、僕自身は会社員時代2つの会社で働いてきました。
1社目は典型的な日本の大企業ってやつで組合が強い会社でした。
そのため、有給はほぼ100%消化してました(そもそも消化しないと管理職の人に組合からクレームが入る)
当然、有給の取得理由とか言う必要なありませんでした。
もちろん、コミュニケーションの一環として話すことはありましたが、有給の申請に理由を書く欄なんてありませんでした。
2社目は外資系のIT企業でしたが、こちらも有給はみんなバンバンとってました。
ただし、中にはワーカホリックな人たちで全然休まない人もいましたが、それも本人の自由、みたいな感じで、休むことに文句を言われるような文化は全くなかったですね。
あくまで本人の選択、という、ある意味自由な社風でした。
自分が幸運だったのかもしれませんが、今の時代に有給とる理由を聞かれるような会社(または業界)で働きたくないですね。
そんな会社だとわかったら、さっさと辞めて転職するのが賢いと思いますね。
まあ、今の自分にはあんまり関係ないですけど。