最近、近所のブックオフがいくつか閉店になりました。
何でだろうと思ったら、経営不振らしいです。。
ブックオフとは
ブックオフは言わずと知れた大手古本チェーンですね。
それまでの古本屋の形をうち破り、「新古書店」と呼ばれる新しい古本屋の形態を作り上げた。店内はコンビニエンスストアの様な照明にし、店舗面積を広めにとり、さらに商品の臭いを抜くための対策を施し、古本業界ではタブーであった立ち読みも可能にした。これが受け入れられ、チェーン店が全国へ広がった。
Wikipediaより
ブックオフ以前の古本屋といえば、古ぼけた店舗で古本が所狭しと積み上げられている、そんなイメージでした。
今でも東京だと神保町あたりに行くと立ち並んでいる古本屋がまさにそうです。
しかしながら、ブックオフの登場により古本はより身近な存在になりました。
僕も数年前までは新刊で買った本をブックオフで売ったり、ブックオフで買った本をもう一度ブックオフで売ったり、という使い方をしていました。
しかしながら、気づくと最近はほとんど行かなくなりました。
ブックオフにとって変わったもの
では何がブックオフにとって変わったのか。
それはインターネットによるシェアリングエコノミーです。
Amazonマーケットプレイスやヤフオク、メルカリ。
これらを使えば、個人が簡単に中古の品物を売買できます。
わざわざブックオフの店舗に行って査定をしてもらって。。。という手間がかかりません。
古本屋による中間マージンがかからない分、高く売ることが出来ます。
最近では本に特化したブクマというアプリも登場してきました。
ブックオフは社長を交代して経営の立て直しを図るようですが、従来のような店舗で古物を扱うという形態は時代遅れになりつつあります。
リアル書店やリアルCDショップがどんどん減っているのと同じことが古本屋でも起きているということです。
かなりドラスティックな転換をしないと経営再建は難しいのではないでしょうか。