先日、会社の同僚と話していたところ、某家電量販店のポイントが10万円分近く貯まったという話を聞きました。
どんな高い買い物をしたのかと思いきや、数年間貯め続けているらしいです。
いやいや、ポイントなんて基本的に入るそばから消化していかないと損ですよ。
ポイント制度とは
ポイントプログラム、またはポイントサービスとは、各種の商品・役務の購入金額あるいは来店回数等に応じて、一定の条件で計算された点数(ポイント)を顧客に与えるサービス。顧客は、ポイントを次回以降の購入代金の一部に充当したり、商品と交換することができる。ポイントを付与する事業者は、このサービスをマーケティングに活用する。
Wikipediaより
ポイント制度っていろんな企業が導入していますよね。
Tポイント、楽天ポイント、Ponta、Dポイント、などなど、ポイントだらけです。
正直言ってどこにどれだけポイントがあるか把握できないぐらいです。
では、このポイントは企業にとってどういう扱いなのでしょうか?
各社によって若干異なりますが、会計上、ポイントは企業にとっての負債として扱われます。
具体的には、未使用のポイントに相当する額をバランスシート上引当金として負債の部に計上されます。
引当金:将来発生するであるだろう損失、費用などの支出に備え、前もって準備する見積金額のこと
例えば、楽天の場合、貸借対照表には600億円近い額がポイント引当金として計上されています。
企業側とすれば、ポイントに相当する額を消費者から無利子で借りているようなものです。
しかも、使わずに忘れてしまうこともあれば、期限切れになって失効することもあります。
企業にとってもお得な仕組みですね。
一方で、消費者側とすれば、ポイントをいくら貯めておいても利子が付くわけでも配当が貰えるわけではありません。
なので、さっさと使ってしまうのが、経済学的に合理的な考え方となります。
ポイントの消化方法
とはいえ、ポイントを使うために余計なものを買ってしまっては本末転倒であり、企業側の思うつぼです。
なので、私はだいたい食費や生活必需品で消化しています。
・Tポイント
個人的にはこれが一番貯まります。
Yahooのサービスをよく使うのと、マネックス証券のマネックスポイントからの移行があるためです。
個人的にはLOHACOやYahooショッピング、リアル店舗だとファミリーマートや吉野家で消化します。
・楽天ポイント
楽天は一時期に比べると利用頻度が減りましたが、たまに利用するので気づくと貯まってます。
楽天で買い物するか、リアル店舗だとサークルKサンクスで使えますね。
ただし、サークルKサンクスはファミリーマートに統合されるので、いずれ使えなくなるのかな。。。
・Amazonのポイント
これは他では使えないので、次の買い物で使い切るようにしています。
というかデフォルトで充当されるはず。
・家電量販店のポイント
これも基本的には早めに使い切りますが、場合によってはポイント還元率の低い商品の支払いを優先した方がお得です。
何故なら、ポイントで払った分にはポイントが付かないからです。
なので還元率の低い商品(例:Apple製品など)を買う場合に優先的に充当した方がよいです。
なお、ポイントなんてたかだか数百円とか数千円程度だし利子といってもたいした額じゃないでしょ、と思うかもしれません。
確かにそうですが、要は利子の付かない死に金は極力減らす、という発想で生活することが重要です。
そういう積み重ねが長期的にお金が貯まるかを左右すると思っています。
まとめ
ポイントをいくら貯めておいても利子は付きません。
さっさと使い切りましょう!