無収入生存年数を計算してみた

アーリーリタイア

本棚の整理をしていたら、「そこまで言うか!」という本を見つけました。

2010年に発売された本で、ひろゆきx勝間和代x堀江貴文の対談をまとめた本です。

もともとは、BSジャパンの番組『デキビジ』の勝間さんとひろゆきさんの対談で、ひろゆきさんが勝間さんを言い負かすということがあり、それを見た堀江さんが3人での対談をリクエストして出来た本らしいです。

7年前の本なのでちょっと古さは感じますが、インターネット、お金、日本文化、起業と就職、政治など、様々な話題について3人が好き放題に語っていて面白いです。

その中のお金の話で勝間さんはこんなことを言っています。

勝間「無収入生存年数というものがありまして、今と同じ生活を、収入がパタッと途絶えたときに何年間できるのかを計算すると・・・・・・。」
堀江「何年間、生活できるんですか?」
勝間「今はまだ20年ぐらいかな・・・・・・。」

これってまさにアーリーリタイア的発想ですね。

勝間さん、既に20年も無収入で暮らせるならリタイア可能な気もしますが、勝間さんってめっちゃ仕事好きそうなので絶対リタイアなんてしないでしょうね〜

では自分の場合はどうか、ちょっと計算してみました。

なお、退職直後は前年の住民税を払ったり、前年の所得に基づいて健康保険料が計算されるため、支出が多くなる傾向があります。よって、2年目以降に前年が無収入だった場合を想定して算出しています。

食費・酒代 35,000円
趣味・遊興費 100,000円
住居費(光熱費等込み) 120,000円
年金・保険 25,000円
交通費 10,000円
服代・雑費 10,000円
合計 300,000円

月額30万円なので年で360万円ですね。

家賃とか趣味のお金とか、他のリタイアブロガーの方々と比べると高過ぎると言われそうですが、あくまで今の生活水準をキープした状態での無収入生存年数ということでお許しください。

今の金融資産が約5300万円(年金除く)なので、360万円で割ると無収入生存年数は14.7年になります。

うーん、勝間さんの20年にはかないませんね。

ただし、これはあくまで今の金融資産をそのまま切り崩した場合です。

実際には運用での利回りを考慮する必要があります。

そこで、セミリタイアブログ御用達の「逃げ切り計算機」で試算してみます。

現在の年齢:42歳
現在の貯蓄額:5300万円
年間利息:5%
年金支給開始までの年間支出額:360万円
年金受給開始後からの年間支出額:250万円
年金受給開始年齢:65歳
受給年金の月額:12万円

なお、インフレ率は考慮していません。

運用利回りを5%にしたのは、直近4年の利回りが5%強だからです。それよりは少し抑えめにしました。

その結果、70歳までは生きられることがわかりました。

うーんちょっと微妙ですね。

今の40代は100歳ぐらいまでは生きるだろうと言われているので、やっぱり途中で働かないとだめっぽいです。

ちなみに、運用利回りを6%にすれば141歳となり完全に逃げ切り可能ですが、6%はなかなか難しいですね。

いずれにせよ、当面は働かなくても野垂れ死ぬことはないようなので、安心して今の会社は辞めることが出来ます。

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