残業規制で収入が減るとどうなるのか

仕事

残業規制で所得8.5兆円減=生産性向上が不可欠-大和総研試算

残業時間の上限が月平均で60時間に規制されると、残業代は最大で年8兆5000億円減少する-。大和総研は、政府が掲げる働き方改革で国民の所得が大きく減る可能性があるとの試算をまとめた。個人消費の逆風となりかねないだけに、賃金上昇につながる労働生産性の向上が不可欠となりそうだ。

この記事ってなんか矛盾してますよね。

確かに残業を制限すると各人の給与所得は減るかもしれません。

では、その分の労働によって生み出される付加価値はどうなるんでしょうか?

付加価値を減らさずにすませるには

・新たに社員を雇ってその分の仕事をしれもらう
・労働生産性を上げる

前者はいわゆるワークシェアリング的な感じになるので、全体での賃金は変わりません。

後者は同じ時間でより多くの付加価値が生まれる訳なので、企業としてはより儲かることになります。

なので、最終的には労働者の賃金アップに繋がります。

ということで、本来ならなんにも困らないはずなんですけどね。

まあ、そもそも個人の問題としては残業代をあてにした生活設計をしていることに問題があるでしょう。

今の時代、お金をかけない娯楽は沢山あります。

稼いだ分使ってしまうような消費行動をとっていると、消費のための労働のサイクルからいつまで経っても抜け出せないと言うことになりますね。

そんな人は一生社畜のままなんだと思います。

タイトルとURLをコピーしました