4月から新年度が始まり、いよいよ会社員生活を開始する人もいるかと思います。
今回はそんな新社会人の皆さんに伝えたい4つのことを書きたいと思います。
定年までその会社が存在すると思わない
厳しい就職活動をくぐり抜けた新社会人の皆さん、もしかしてこれで定年まで安泰とか思ってませんか?
それ、大きな間違いです。
恐らく皆さんはかなりの確率で会社や職種を変えることになります。
僕が就職したのは2000年4月です。
理系の大学院だったため、多くの同級生は推薦で大企業に就職していました。
シャープ、三洋、東芝、松下、SONY、など。
当時はこれで将来安泰だとみんな思っていました。
ところが、現実はどうでしょう。
皆さんご存じのように、三洋はシャープに吸収され、そのシャープも鴻海に買収されました。
東芝は瀕死の状態ですし、松下やSONYも大きなリストラや構造改革を行っています。
この流れはこれからどんどん加速していき、職業人生において複数社経験するのは当たり前になってくるでしょう。
なので、常に自分の市場価値を意識して働く必要があります。
あわないと思ったらさっさと辞める
「就職したらまず3年は頑張る」という言葉がありますが、3年は長すぎます。
下手すると、その間に自分がスキルを身につける時間が失われてしまいます。
また、就職した会社がブラック企業だった場合、時間を無駄にするだけで無く、最悪病んでしまうこともあります。
幸いにも、今は空前の人手不足。
特に新人であれば第二新卒という手を使うことも出来ます。
折角入った会社をすぐに辞めるなんて根性が無いと思われそう、とか、親になんて言えば良いかわからない、と思うかもしれませんが、今の時代、転職なんて普通です。
それに、新人の一人や二人辞めたって、会社側もすぐに忘れてしまいます。
なので、あわないと感じたり、ブラックだった場合はさっさと辞めて転職しましょう。
会社以外の場所を確保する
仕事が始まると、仕事が一日の大半を占めることになります。
学生の頃のように自由な時間は無くなってしまいます。
そうすると、ついつい人間関係までも会社に依存してしまうことになります。
確かに同僚や同期と仲良くなって、業後や休日に一緒に遊ぶのは悪いことでは内ですが、間違いなく視野が狭くなります。
よって、リスク分散の観点からも、会社以外に自分の居場所を確保しておきましょう。
そうすれば、仕事や会社の人間関係で悩んでも、逃げることが出来ます。
趣味でも副業でも何でもいいです、会社以外に自分の居場所を確保しましょう。
天引きで積み立てをする
給料の一部を天引きで積み立てましょう。
金融商品は何でも良いです。
よくわからなければまずは財形貯蓄でも良いですし、株などのリスク資産にも興味があるならばインデックス投信でも良いです。
目的はいつでも辞められるようにするためです。
ブラック企業などたちのわるい会社に運悪く入ってしまった場合、辞められない理由の一つが「生活費が確保できなくなること」です。
明日からの生活に困るのであれば、確かに辞めにくいかもしれません。
そんな時に、まとまった資産があればそこから逃げることが可能です。
また、このブログの趣旨でもありますが、順調に資産が増えていけば、アーリーリタイアを目指すことも可能です。
お金があれば経済的自由を得ることが出来ます。
くれぐれも会社の奴隷になることは避けましょう。
まとめ
今回はアーリーリタイアから離れて、社会人に伝えたい4つのことを書きました。
- 定年までその会社が存在すると思わない
- あわないと思ったらさっさと辞める
- 会社以外の場所を確保する
- 天引きで積み立てをする
さっさと会社を辞めたいと思っているやつが何を言うのか、と思うかもしれませんが、たまに思い出してください。
そして、いつか一緒にアーリーリタイアしましょう(笑)