先日、ハローワークに失業給付の申請に行ってきました。
① 就職活動ガイダンス ← 今回
② 受給説明会:3週間後
③ 認定日(初回):4週間後
④ 職業相談:2ヶ月後
⑤ 認定日(2回目):17週後
当日の流れ
ガイダンスは約1時間。
受付で申込書を渡して会場となる部屋へ。
結構大きな部屋ですが、座席は7〜8割は埋まってましたね。
男女比だと2:8ぐらいで女性の方が多かったです。特に30〜40代ぐらいの女性が特に多かったですね。
世の中人で不足と言われていますが、失業者は結構多いんでしょうか。
若い人もそこそこいたんですが、この中で本当に職を求めてる人ってどれぐらいいるのかあ、なんて思ってしまいました。
就職活動ガイダンスの内容
折角なのでガイダンスの中で気になった内容をいくつかあげてみます。
職種による求人倍率の違い
説明の最初に出たのが求人倍率の話。
現在の人手不足により求人倍率は2倍を超えています。
リーマンショックの頃は1倍を切っていたので雇用状況としてはとてもよいとのこと。
しかしながら、ポイントは職種によって求人の状況は全然違うということ。
上記の表にあるように、東京の求職者数が約12万7千人に対して求人は約20万人あります。
つまり東京全体では求人倍率は1.6倍です。
しかしながら職種別で見ると、一番求職者が多い事務的職業は約4万7千人の求職者に対して約2万4千人しか無いんですね。求人倍率でいうと約0.5倍しかない。
しかも求職者の1/3が事務的職業を希望しています。
確かに事務職って特に専門性を求められるわけではなく、デスクワークで体力も必要としないから希望する人が多いんでしょうね。
でも、IT化の流れで事務作業のニーズってどんどん減っているわけで、、、、
結果的に残った少ない枠を大勢で奪い合うという。
まさに雇用のミスマッチというやつですね。
一方で、サービス業や建設業は5倍を超える倍率。
みんな、大変な仕事や体力を使う仕事はしたがらないんですね。。。
雇用機会均等法は無意味だった
次に求人票の見方の説明。
ここで、「えー、そんなこと言っていいの?」という発言。
求人票の年齢欄について説明していたとき、
「ほとんどの求人票は年齢が不問になっていると思います。あと男女の指定もありません。
これは雇用機会均等法で男女や年齢による差別が出来ないためです。」
ふんふん、なるほど当然だよね、と思っていたら、、、
「ただし、職員が使える端末で見られる情報には男女や年齢の目安がメモとして書かれていることがあるので、気になる求人があったら職員に確かめてもらうことが大切です」
とのこと。。。
おーーーい、ハローワークの職員が思いっきり雇用機会均等法を否定してどうすんの???
まあ、現実問題として性別や年齢を条件にしているところは多いと思うので、実態に沿った対応ということなのでしょうか。。。
なんだか現実を見せつけられた気がします。
履歴書は手書きでなくてOK
あとは細かい話ですが、履歴書の書き方について。
時々、ネットで「履歴書は手書きで書くべきか」なんていう議論があったりしますが、職員の方によると「特に手書きの指定がなければPCでOK」とのことです。
サンプルで配られた求人票を見てみましたが、手書きを指定しているものはありませんですが。
まあ、当然でしょうね。
今の時代、逆に手書きの履歴書とか持ってこられたらちょっとひくかも。
(IT業界で仕事をしてきたので特にそう感じるのかもしれませんが)
ということで、説明会は予定通り1時間で終わりました。
次は10月頭に受給説明会に参加予定です。